入れ歯は大きく「部分入れ歯:部分床(ぶぶんしょう)義歯」と「総入れ歯:全部床(ぜんぶしょう)義歯」とに分かれ、さまざまな種類があります。

【部分入れ歯】
①アタッチメント入れ歯
・部分入れ歯の留め金の部分が差し込み式になっている。
・噛んだ時の留め金の動きがなく安定し、しっかり噛むことができる。

②フレキサイト入れ歯
・通常の部分入れ歯よりも弾力がある材料でできている。
・留め金が無く、薄く作ることができるので装着時の違和感が少ない。

③チタン床入れ歯
・基礎の金属がチタン製で、軽くて薄く、装着感が良い。

【総入れ歯(全部床義歯)】
①レジン床いれば
・義歯床がプラスチック製のため、衝撃で割れてしまうことがある。

②マグネット入れ歯
・残った天然歯と入れ歯に磁石をつけて、磁力で固定する。
・バネを使用しないので、見た目が良い。

③金属床入れ歯
・義歯床が金属製のため、軽くて薄く、装着感が良い。
・使用する金属にはさまざまな種類があり、チタン・金合金・ニッケル・クロム合金や
 コバルト・クロム合金などがある。
・熱を伝えるので、食べ物の温度差がわかりやすい。