入れ歯は「一生モノ」ではありません。
使っていくうちに口の中の状態や、入れ歯自体の形も変形し、だんだん合わなくなってきます。
噛み合わせに問題が生じてきたり、入れ歯によって口内が傷つけられたりするような場合には、
すぐに歯科を受診しましょう。
不具合が特に無くても、定期検診をおすすめします。
【入れ歯（義歯）安定剤】
入れ歯が少し安定しないという程度であれば、一時的に入れ歯安定剤を使用するという方法もあります。
市販されている入れ歯安定剤には、大きく「義歯粘着剤」と「未密着剤～ホームリライナー」に分けられます。
●義歯粘着剤
唾液などの水分と混ざり合うことで粘着力が高まり、入れ歯と粘膜を粘着させます。
粉末タイプ、クリームタイプ、テープタイプがあります。
●未密着剤～ホームリライナー
ゴム状のクッションタイプで、義歯床と粘膜のすき間を埋めて固定します。
粘着剤に比べて汚れにくい一方、吸着が強くはずしにくい面もあります。
