みなさんは歯科の定期検診を受けていますか?
内科的な定期検診は学校や職場などで行われていますから受診のチャンスもあり、
多くの人が受けているでしょう。
ところが歯科検診は学校を卒業すると、なかなか定期的に受診できない、
というのが現状ではないでしょうか。

虫歯や歯周病予防には、日々の歯みがきや食生活はもちろん大切ですが、
季節ごとの検診やプロの手によるクリーニングがとても効果的です。
定期的にお口の中の状態を見ることで比較的軽度・早期の段階で治療できるため、
歯の治療が怖かったり、苦手だと感じている人こそ、歯の定期検診がおすすめです。

「予防」は、下記の3つに分けられます。

①発生予防(1次予防)
疾病の発生を未然に防ぐ行為

②発病予防(2次予防)
早期発見・早期治療

③疾病の進行予防(3次予防)
病気の進行・悪化状態を経過観察や維持管理する

一般的な定期検診で行われている主なものは、2次予防の「発病予防」と3次予防の「疾病進行予防」です。
最近では「メンテナンス」といわれ、治療の一環を考えられています。
方法としては「プラークコントロール」があります。
プラークコントロールには「ブラッシング指導」と「食事指導」があります。