●アミノ酸(たんぱく質)
たんぱく質の構成単位であるアミノ酸は、身体内で合成できないため、
バランスの良い食事からしっかり摂る必要があります。
アミノ酸は、細胞骨格を築くために最低限必要なもので、アミノ酸がたんぱく質へと変化する過程で、
一部は免疫抗体や抗菌酵素に変化していきます。
→肉や魚、大豆や豆腐などの加工食品

●抗酸化物質
抗酸化物質の代表はビタミンB群・C群で、免疫細胞を活性化させるためにもっとも重要栄養素です。
また、ポリフェノール群には免疫細胞を老化や障害から守る効果、カテキン群には抗菌効果が期待できます。
これらの抗酸化物質を積極的に摂取することで、細胞老化の予防、悪玉菌の減少、組織保護作用が期待できるので、免疫力アップにとても有効です。
→赤ワインやチョコレート、ごま、豆製品、ぶどう、グランベリー、お茶など

●ミネラル
魚介類に多く含まれる亜鉛、セレニウム、クロニウムなどの有機ミネラルは、新陳代謝を活発にし、
肌の健康を保つ作用があります。
不足すると免疫細胞の低下につながります。
また、ミネラルの一つである亜鉛は、口腔にも深く関係しており、不足して亜鉛代謝に問題が起きると、
歯周病が進行しやすくなります。
→アーモンド、牡蠣、柿、ホウレンソウ、魚介類やビール酵母など