歯のケアを考える際には「歯周組織」について知っておきましょう。
なぜなら、歯は歯肉(歯ぐき)をはじめとする「歯周組織」に支えられているからです。
歯を支える土台である歯周組織をケアし、歯の寿命を少しでも長く保ちましょう。
【歯周組織】
歯を支える歯周組織は、軟組織の「歯肉」、歯根膜と硬組織「セメント質」、
「歯根膜」「歯槽骨」の4つからなっています。
●歯肉
・歯肉によって、神経や血管が通っている歯根膜や歯槽骨を細菌や衝撃から保護している。
●セメント質
・歯肉に隠れている部分の歯を覆っているもので、歯を歯槽骨に固定させる役割がある。
●歯根膜
・顎骨と歯は歯槽骨ではめ込まれており、この歯槽骨と歯をつなげているのが歯根膜である。
・歯槽骨とセメント質の間にあり、物を噛んだ時、クッションの役割を果たして衝撃をやわらげる。
・線維だけではなく、神経や毛細血管なども含まれて繋がっている。
●歯槽骨(しそうこつ)
・顎骨と歯をつなげている骨である。
・歯を支える重要な骨で、歯周病にかかると歯槽骨が溶けて歯を支えられなくなる。
【あきデンタルクリニック】
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