【高齢者のオーラルケア】
日本での高齢化が進む中、オーラルケアの重要性が認められてきていることから、
80歳以上で20本以上の歯を残している人の割合が4割近くに上っています。
しかし、自分の歯で噛み、健康的に「食」を楽しめる人が増える一方、
虫歯や歯周病に悩む人も増加傾向に。
歯の老化が進むと虫歯も治りにくくなっていくことから、
65歳以上は口腔内の疾患が大幅に増加していると言われています。
日々のケアと定期的な歯科医院での検診やプロによるケアで末永く健康な歯を維持しましょう。
また、要介護者のケアは、気道感染予防、メンタルヘルスなど全身健康を視野に入れたケアを
専門医と相談しながら進めるようにし、「食べる楽しみ」を取り戻すことにつなげたいものです。