【 食べ物がニオイの元 】
ニンニクやニラ、ネギなどのニオイの強いものや、お酒を飲食したあとで口臭として吐き出されます。
これらの口臭は、時間とともに自然になくなりますが、人と会う前などは食べないほうがよいでしょう。
【 口の中がニオイの元 】
●歯垢
口臭の原因としてもっとも多く、通常食後2時間ほど経つと歯垢は分解されて、ニオイはじめるといわれています。
●虫歯や歯周病
虫歯や歯周病を放置すると、歯垢が落ちにくくなるため病状が悪化、口臭もひどくなる、という悪循環を繰り返してしまいます。
●唾液の減少
常に口の中を潤し、自浄作用が働いている唾液。ストレスを感じたり、就寝時に唾液が少なくなったときに口臭が強くなることがあります。
●舌苔(ぜったい)
舌に白い苔のようなものがつく「舌苔(ぜったい)」は、歯垢と同じような成分でできており、口臭の原因になります。
舌苔は、抗生物質などの薬の影響や糖尿病などの病気によっても、量や色などが変化することがあります。
【 内臓疾患がニオイの元 】
内臓疾患が原因で、口臭が起こることがあります。これらの原因となる病気はさまざまで、病巣によってニオイの種類が変わるのが特徴です。たとえば、糖尿病にかかっている人が出す果物の腐ったようなニオイは特徴的で、口臭によって病気に気づくという場合もあります。