喫煙により、一酸化炭素・窒素酸化物・ニコチン・タール・ヒ素など
数多くの有害物質が影響していると言われています。

その中でもニコチン、タール、一酸化炭素は「三大有害物質」と
呼ばれています。

ニコチン・一酸化炭素・タールなどが歯肉の毛細血管を収縮して、
その影響で、歯肉の血液が循環不良となり血液中の白血球が持つ
免疫機能や治癒力を弱めることになります。

【ニコチン】

・タバコに含まれるニコチンは、精神作用をもつ物質で、
「毒物及び劇物取締法」に明記されている毒物でもあります。

・ニコチンの作用は、脳の中枢神経系や胃の収縮力を低下させ、
 吐き気などを起こしたりします。
 又、血圧上昇、末梢血管の収縮などがあります。

【一酸化炭素】

・タバコの煙に含まれる一酸化炭素は、妊娠時の胎児への影響や
 虚血性心疾患、末梢動脈疾患、慢性呼吸器疾患などを誘引します。

・妊娠中に喫煙すると赤ちゃんも苦しくなるのです。

【タール】

・喫煙時に生ずるタールには、多くの発癌物質が含まれています。

・タールは呼吸器系疾患や癌と関係が深いと考えられています。

・1日20本喫煙している人は1年間でコップ1杯分のタールを飲んでいるのと
 同じと言われています。

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