臼歯(きゅうし)は、犬歯の後ろに並んでいる歯のことをいい、
そしゃく力が1番高い歯です。

臼歯のうち、後方の大きいものを大臼歯といい、
上下のアゴに左右3本ずつ生えています。

その中の第一大臼歯と呼ばれるのが「6歳臼歯」です。

【6歳臼歯の特徴】

・がっしりと立派で他の歯よりも大きいです。
・永久歯の中で最も早く生え溝も1番深くなっています。
・その名の通り6歳頃に生えてきます。
・完全に生えるまで1年から1年半もかかります。
・生えたての頃はとても虫歯になりやすい歯でもあります。

【6歳臼歯の重要性】

6歳臼歯は、食べ物を噛む・砕く・すりつぶすといった働きをしますが、
永久歯の歯列のサイズと、上下の歯の噛み合わせを決定する重要な役割も担っています。

・噛み砕く力は、上下の6歳臼歯だけで、噛む力全体の3分の1を受け持つと言われ、
 その力は約60kgほどあります。

・6歳臼歯が正しい場所に生えてこないと、次に生えてくる歯並びや顔の形、
 噛み合わせに悪い影響を及ぼします。

・虫歯などで6歳臼歯を早い時期になくしてしまうと、大人の歯並びの基礎を
 なくすようなものなので、歯列が悪くなるともいわれています。

【あきデンタルクリニック】
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